日記

ウィルキンソン炭酸クールシトラス味のラベル偽装を許すな。

既にこのタイトルだけでピンときている人もいるのではないだろうか。私はウィルキンソン炭酸クールシトラス味の罠にまんまとはまった。はめられたのだ。

このパッケージを見てほしい。

どう見てもパッケージから受け取れる印象はシトラスではない。この青から想起されるのは、味も何もついていないただの炭酸水だろう。

無香料のウィルキンソン炭酸といえば赤いパッケージが特徴的だが、青に変更があったのかと思って手を伸ばしてそのまま買ってしまった。シトラスの色といえば黄色とか緑とかそのあたりのはずなのに、一体なぜこんなデザインにしてしまったのか。クールと結びつく色としてこの青を設定したのか。ゴキブリ理論と同様に私一人が勘違いしたということは、他にも同様の間違いをした人が多くいるはずだ。私はただの炭酸水が飲みたかったのに。

文字の表記もいただけない。COOL CITRUSなんて横文字が誰の目に入るというのだ。コンビニの飲料ケースの中をまじまじと眺めて製品を手に取る人なんていない。日頃から英語表記を気にかけている私でさえも、全く意識に入らなかった。ラベルの下部には日本語でクールシトラスと書いてあるが、まるで過大広告の米印注釈程度の大きさでほぼ見えない。配色にせよ、文字バランスにせよ問題が多い。

また、別メーカーのサントリーから出ている無味炭酸の「サントリー 南アルプススパークリング」のパッケージにも雰囲気が似ていて勘違いしやすい。

配色はほぼ完全に一緒だ。特に最近こちらを飲むことが多かったので、余計に罠にはまりやすかったのだろう。他メーカーに浮気していた炭酸水ドリンカーに対しての、ウィルキンソンからのいたずらのつもりなのだろうか。これは冗談で済む問題ではないことを、メーカーが理解していないのかもしれない。

それに、そもそも一体誰が好んで香りのついた炭酸水を飲むのだろうか。甘味料の入ったいわゆるジュースの類は香りがないとただの砂糖水になってつまらないが、炭酸水のようにそれだけで完成した製品に余計な仕掛けを入れる意味が全くわからない。炭酸水はゴクリと飲んで、のどごしで炭酸を感じ、のどの乾きを癒せればそれで良いというものであろう。

こういった香りつき炭酸水のような残念な製品が開発されてしまうのは、我々消費者が購入という形で、その製品が優れているという意思表示をしてしまうからに他ならない。我々もまた加害者足りうるのだ。そのことを肝に銘じて、日々の消費活動を行ってほしい。今回はウィルキンソン炭酸の悪質なパッケージ偽装により、私もその加害者として加担させられたわけだ。

私自身の利益が損なわれたこと、そして意図しない誤った購入意思の表明をさせられた結果、今後不要な製品が世に生み出されうる社会全体の損失から見ても、ウィルキンソン炭酸の罪を許すことはできない。この問題は私だけに起きているわけではなく、束となって重なる個人、そして社会全体への不利益は決して馬鹿にならない。

一部、味付き炭酸水を好んで飲む残念な味覚音痴に対しての批判も含まれていたが、おおかた私の意見にどうしてくれる人が多いであろうことを信じている。ウィルキンソン炭酸は、炭酸ブームが始まるよりもずっと前から愛飲していたが、今回の件を機に、意識的に購入対象から外すことにする。

ウィルキンソン炭酸を許すな。

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