本当に良い温泉の個人的定義と探し方。
2018/02/28
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温泉って気持ち良いよな。
温泉好きですか?私は好きです。自宅の風呂に入るのも好きな風呂好きです。
体の芯まで温まって気持ちがいいね。ちょっと熱めの風呂に入るとベータエンドルフィンが、ガバガバ出て幸せな気分になれるよね。更に腸が温まって超幸せな気分にもなれる。要するに科学的に見ても風呂っていうのは入るだけで幸せになれるとんでもないポテンシャルを持っているってことなんだ。
温泉は更にいい。理由はいくつかある。1つはその効能だ。温泉によって異なるが、体に良い成分が入っているらしい。うん、そうなんだ、実はあんまり効能とか効用とか詳しくないんだ。だって第一特に悪いところもないからね。でま、信じれば救われる的発想でどこかしら修復されていると信じよう。
次にいいのは、やっぱり広さだ。アパートの風呂桶のサイズはたかが知れて、足をぴーんと伸ばすことができない。自分の家なのに縮こまっていないといけない。でも、温泉ならつま先までぴーんと伸ばしたって何ら問題ない。広さも重要だ。
更に良いのは、他の人も入っていることだ。風呂は好きではあるが、どちらかと言うとすぐに風呂から出たくなってしまうタイプの自分にとって、仮想競争相手が同じ浴槽内にいるといい。あ、同じタイミングで入ったあのおっさんはまだまだ余裕か。ならこっちも耐えなければな、なんてことを考えてじっくり湯船に浸かることができる。
風呂上がりのジュースや休憩所の存在があることも忘れてはならない。大抵の温泉は出た先に魅力的な飲み物が多種販売されている。コーヒー牛乳もよし、何かのジュースでもよし。喉の渇きを癒やす瞬間の幸福感たるや。そして大抵の温泉には休憩所が用意されている。場所によっては、漫画や雑誌、マッサージチェアなんかがあったりするが、そんなことはそれほど重要ではない。大事なのはスペースだ。風呂上がりのストレッチを思う存分できるのがたまらない。風呂のあとのストレッチは普段以上に体がほぐれて最高だ。
いい温泉の定義は。
温泉は日本全国本当にたくさんある。大きさや鉱泉など様々で選択がなかなか難しい。行きつけの温泉となると必然的に家からの距離が重要になるが、温泉観光地では何を基準にして選べばいいだろうか。
私が確認しているのは、いつもひとつ。
その温泉が源泉掛け流しであるかどうかだ。源泉掛け流しというのは、温泉を再度沸かしたり、水で薄めたりしていない温泉のことを指す。ほとんどの温泉は残念ながら源泉掛け流しではない。水を循環させて再利用したり、それによって衛生面で起きる問題に対処するために塩素が入っていたりと、多くの温泉は「そのままの温泉」ではない。そのままの温泉で立派に維持するためにはそれ相応の温泉が湧いていないと実現できない。だから、多くの温泉は源泉掛け流しで運営することができないのだ。
まあ実際源泉掛け流しでなくても気持ちよくはなれるものではあるが、せっかく温泉に入るのであれば本物を味わいたいと思うものだろう。塩素臭い湯よりは硫黄臭いくらいのほうが、温泉だなって感じられて良い。
温泉観光地では特に注意が必要だ。なぜならばいたるところに温泉施設があり、前述の通りその大半は源泉掛け流しではないからだ。せっかく温泉が有名な観光地に出向いて、どこでも入れるような薄められた温泉に入り、温泉を満喫したとはやはり言いたくない。
私が熱海に一人旅に出かけたときにも、その点だけは先に下調べしていた。美味しい料理が味わえるのもジャグジーがあるのもいいが、せっかくだったら源泉掛け流しの温泉に入ろう。ただ、源泉掛け流し温泉は歴史がある場合が多く、ちゃんねー受けはおそらく良くないものと思われる。そんなセンスに共感してくれる相手なら良いが、そうでないなら無難に風呂上がりに伊勢海老が食べられそうな温泉宿で十分だろう。目的に合わせた選択をしていきたい。
温泉と相性のいいもの。
温泉と相性が良いのは、やはり運動だ。動いたあとで汗を流すのは、至高の瞬間である。何かの運動をしているのであれば、その後に寄ればQOLの向上は著しいだろう。
そんな運動の中でも、最も相性が良いのが登山だと思う。山の近くには温泉があり、登山後には疲労もたまり、それを癒やすのに温泉は最適だと思う。まあ山好きなら当然のことかもしれないが、いい温泉を味わうためには、登山とセットにすると良い。
季節も冬から春に移り変わり、これからが最適な時期だ。行こうかな。