ブログを書き続ける「こつ」はコツコツ書いて習慣化すること。
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その習慣、作っていこう。
ブログが続かないのは、習慣化ができていないためだ。今日は気分が乗らないだ、忙しいだ、いい案が浮かばないだと言い訳せずに書いてみよう。君にはできるはずなんだよ。
別に行きたくもない学校や会社にだって、毎日早起きして行けているわけだろ?どうして同じことがブログではできないんだ。こっちのほうがよっぽど簡単だろう?さあブラウザを立ち上げて何か書いてみよう。内容は無理やり書いているわけだから優れたものにはならないかもしれない。でもね、何かを続けることっていうのはもっと重要なんだ。
できの悪いものを残したくない。そんな気持ちもわからなくない。しかしね、継続すればきっとなにかが出てくるんだ。時間はかかるかもしれない。あたりは野球の打率にだって届かない程度のものかもしれない。それでいい。いいんだ。
人は1日にできることを過大評価して1年にできることを過小評価している。1日じゃあだめなんだよ。僕たちは経(へ)続けなければいけないんだよ。
例えば熟練の食堂のおばちゃんの味噌汁をすくうお玉さばき。きれいな弧を描いて小さな水はね1つ上げず着面し、具材バランスを絶妙に考慮してすくい上げるだろう?もちろん、そこからしっかりと椀に収めるプロセスも完璧さ。静かに、しかしダイナミックに湯気を上げながらしっかりと注ぎ込んでいくんだ。こういった洗練された動きは長年の経験があってのものだ。質というのは、あらゆることにおいて圧倒的に膨大な量からしか生まれない。
あるいは、道路工事の現場の旗振りのおじさん。大きく腕が回っているだろう。遠くから見てもはっきりわかるように、しっかりと回している。当然角度だって考え抜かれているさ。これから規制車線に入ってくる車を意識しながら、それでいて安全への注意は怠らない。ハンターハンターで2人の長髪親子と戦っていた、あの青年とピタリと重なるね。
経験がいかに大事かということを教えてくれているね。
そして、矜持を持って。
ここまでは継続だけにしぼって書いてきたが、大事なのは継続だけではない。多少の要件を課すことも必要だ。一行だけ書いて、今日はもうやりましたぁ!べろべろばぁーみたいなことではいけない。しっかりとした文字数を刻むことも必要だ。更に質もある程度高いほうがいいわけではあるが、質云々は個人で書いていてもすぐに判断できないし、そこまでを管理範囲とするとおそらく続けられないだろう。
だから、まずは最低でも2,000字を目指すのはどうだろうか?まあ確かに多い。でも、ああ読んだなぁと思えるのはそれくらいからだよ。
中身はないし、どこかで面白くなるかもしれないなぁと思いながら、その思いを最後まで持ち続けてページの一番下までスクロールして、がっかりする読者だっているかもしれない。それは仕方のないことなんだ。質を生み出すためのプロセスの犠牲になっただけなんだよ。たくさんの人達の屍の上に文字通り僕らは立っているんだ。そんな人達に感謝と畏敬の念を持って進むんだ。
そして、そんな風に毎日を過ごすことができれば、いつか果実にたどり着けるんだ。くせがあって、刺激的でなんども噛み締めて味わいたくなるような良記事というのはそうやって生まれてくるんだよ。
言ってみればガチャみたいなもんさ。今日のデイリーガチャはどうだろうなぁ。みんなどうせSSRは当たりっこないだろうと思いながらも、どこかで確かにその可能性に期待しているだろう?君のブログだってそんな存在になりうるんだよ。どうだい、気が楽になってこないか。毎回当たらなくたって、ガチャに心を躍らされている人がいるんだ。ブログだって毎回あたりを出さなくたっていい。もちろん、極稀にそういったヒットだって必要かもしれない。でも、それはコントロール出来ないんだ。自分ではよくできたと思って書いたものであっても、他人はそう思うとも限らない。その逆もしかりだ。
続けてみようじゃないか。その先に何があるかなんてわからない。なにもないかもしれない。それでいいんだ。
規則性も待たせて。
欲を言えば、更新時間も決まっている方がいい。ほら、動物たちも餌の時間の前にはそわそわして期待を高めているだろう?いつも同じ時間に出すという規則性はあったほうがいい。
時間という規則性とその対極にある記事のカオスを掛け合わせていくんだ。そうしているうちに、いつも自分の記事を読んでくれる人が現れるようになったりするんだ。こういったメリハリみたいのものを効かせていこう。
例えばどうだろう、毎日22:00に記事が更新されるというのは。眠りにつく前にスマートフォン片手にインターネットサーフィンをしている人だっているだろう。更にこの時間であれば、翌朝の電車通学や通勤にも引っかかるかもしれない。小売業で重要なのは一にも二にも立地というが、ブログなどの情報メディアにおいてはこの時間帯というのも重要であろう。
毎日定時にコツコツと。これを実践しよう。その一歩一歩が必要なんだから。