日記

iPhone8の魅力、それは繊細さ。

iPhone 8を購入しておよそ二週間たった。今まで使っていたのがiPhone 6で、二年半ぶりの新機種だ。CPUの処理速度や、ディスプレイの反応速度、美しさはスペック通り。特段驚くこともないがそれらには満足している。値段は、故障時の保証サービスであるAppleCareを入れて、合計で十万円を少し超えるくらいだ。スペックベースで見れば、アンドロイドの同価格帯の端末に比べて劣るかもしれないが、それでもいい。

iPhone 6からの端末移行も、直感的操作であっという間に完了した。自分のような、髪を生やすためだけに頭を首の上に乗せているようなタイプでも、何ら問題なくできた。端末の移行を簡単にしたいと思っているというユーザーのニーズを把握すること自体は難しくない。しかし、それをユーザーが満足できる形で落とし込むのは非情に難しい。例えば、一昔であれば移行のための説明書を添付したり、あるいは電話サポートなんかのサービスを付与したりしてユーザーの利便性向上を目指している場合があったが、それはユーザーの求めている形とは異なる。何も考えずに進めるようないっぽん道が求められているのだろうと思う。携帯を変えるだけで、めんどうな設定など誰もしたくない。2、3の操作でできるのが理想だ。さすがにそれほどまでに簡易ではないが、iPhone 8への移行はかなりそれに近い形で終えることができた。

そんなiPhone 8で、最も私を驚かせ、じわりじわりと満足させているのがバイブレーションの従来機種からの変更だ。

iPhone 8のバイブレーションはなんというかとても繊細だ。しっかりと振動を伝えながら、無駄に揺れすぎていない。机の上や床の上にiPhoneを直接置いているとその違いは大きくわかる。今までのようにガタガタ言うのではなく、適度に震わして鳴らしてくれる。適度というのはまったくもって個人の主観によるものだが、今までの不快な振動音はもうない。この振動の変化でこんなに製品への印象が変わるだなんて思ってもいなかった。純粋なスペックアップで十分だと期待値がそもそも低かったこともあるが、こんな形での新たな発見を提供してくれる製品に出会うことはそれほどないように感じる。次のiPhoneでは一体どんな変化を見せてくれるのだろうかと更なる期待が高まる。

自身が認知していない問題をまるで迎えに来るような形で、繊細に排除していくことができるのはAppleという企業の持つ強みだと思う。こんな風にサービスを提供できるようになるために、何が必要なんだろうか。

認知可能な問題の把握、更には簡単に認知不可能な問題の把握、それらができた上で適切な解決策の提示をしなければならない。認知可能な問題点、あるいは課題の解決はある程度想像の範囲内であり、それに伴う驚きと満足はそれほど大きくないように思える。その一方で認知していない、想像を超えるサービスの提供がもたらす驚きと満足度は大きい。人は見たことのない、あるいは感じたことのない新たなものに惹かれるようにできている。その変化のもたらす効果は別格だ。

私自身も、インターネット配信及びその付帯する活動で、人に娯楽を提供している。もちろん規模は全く違うが根底にあるものは同じだろう。目に見える問題というのはユーザーの側から直接的に苦情が寄せられることや意見されることによって認知でき、場合によっては解決することができる。では、後者の認知が難しい課題の解決または更なるサービスの提供はどうだろうか。どうやったら、そんな部分を追求することができるだろうか。視聴者としての立場で、他の配信を見て、そこから何か感じ取り改善を施すことが1つの手だろうか。あるいは、もっと一般的に人が好むような何かに脳から訴えかける方法が良いのだろうか。一見遠回りに見えて、人の射精感を上げるような方法を探し出すことも悪くなさそうだ。

何か参考になる本、ウェブサイト、なんでもいいからあったら教えて欲しい。繊細なコメント求む。

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