ランク5到達スタンダードミルローグ紹介 - ハースストーン S30(2016/09)
2016/10/01
Contents
目次
- デッキ構成とコンセプト
- 対戦相手別勝率
- その他統計
- マリガン
- 戦い方
ミルローグデッキ構成とコンセプト
シーズン30(2016/09)の最初から最後まで使っていたデッキは以下。
左がデッキで、右が簡単なコンセプト説明。
ミルローグ必須のカード
- 影隠れ
- 死角から一刺し
- 段取り
- 昏倒
- 腹裂き
- 集合の合図
- コールドライトの託宣師
- 退散
除去カード
- 終末預言者
- SI:7諜報員
- ダークアイアンスカルカー
- 裏切り
- ナイフの雨(兼ドロー)
- 影の一閃
- 退散
防御ミニオン
- スナック売り
- 魔力細工師
- レノ・ジャクソン
- キュレーター(兼コールドライトのドロー)
ドロー&スペルダメージミニオン
- ブラッドメイジ・サルノス
- アジュア・ドレイク
対戦相手別勝率
戦績 | ドルイド | ハンター | メイジ | パラディン | プリースト | ローグ | シャーマン | ウォーロック | ウォリアー |
勝敗 | 11-6 | 4-23 | 16-15 | 6-2 | 6-3 | 3-2 | 18-20 | 9-8 | 16-8 |
勝率 | 65% | 15% | 52% | 75% | 67% | 60% | 47% | 53% | 67% |
マッチアップ
有利
- ドルイド
- パラディン
- プリースト
- ローグ
- ウォリアー
同等
- メイジ
- シャーマン
- ウォーロック
絶望
- ハンター
このハンターさえなんとかできればTier3くらいはありうるデッキかと思う。どんなふうに対応するかは次シーズンの課題なのでここではあまり語らない。
タイプ別
アグロやテンポにはこのミルローグデッキは辛い。ハンターのように場持ちの良いミニオンがいて、かつ、ヒーローパワーでフェイスダメージが有り、突撃部隊もいて、更に顔面に対してのスペルをガンガン打ち込めるタイプは非常に厳しい。
コントロールであれば、よほどのことがない限り負けない。コールドライトオラクルが引けない場合や、相手がブン回ったときには負けてしまうこともある。
その他統計
- 最高到達ランク:5
- 対戦数:173
- 勝率:89-84(52%)
- 合計プレイ時間:30.2時間
- 一戦の平均プレイ時間:10.2分, 11.4ターン
- コインあり勝率:60%
- コインなし勝率:44%
なお、合計のプレイ時間は純粋に試合時間なので間の時間を含めるとプレイ時間は若干長くなるものと考えられる。32時間くらいになるだろうか。
一戦にかかる時間は案外短い印象。負けるときはあっさりだからこのような結果になっているものと思われる。
マリガン
大前提
基本的にはコールドライトがあればキープ。これが全ての起点になる。
対ヒーロー別
有利マッチアップ
有利マッチアップとして挙げた、ドルイド、パラディン、プリースト、ローグ、ウォリアーはまずコールドライトオラクルがほしい。マリガンでコールドライトオラクルが入っていなければ全交換でいい。序盤にアグレッシブに押される可能性が低いので、攻めの姿勢でいたほうが良い。
ウォリアーはドラウォリだと厳しくなるが、ドラウォリであってもコールドライトオラクルがいなければ始まらないケースが多いので、基本的にはコールドライトオラクル狙いでいい。もし、初手にコールドライトオラクルが入っている場合は、腹裂きあたりを探りに行こう。序盤の良い除去になる。終末預言者でも代用は利くと思う。
同等マッチアップ
メイジ、シャーマン、ウォーロックについてもまずは大前提のコールドライトオラクルを引きに行こう。ただ、有利マッチアップの相手と違い序盤に一気に攻め倒される場合があるので、除去も同じく重要だ。
初手に、死角からの一刺しがあれば基本はキープ。コールドライトオラクルが引けなていなくてもキープ。特にメイジに関してはウェイカーをきっちり除去するために腹裂きをキープするのがとても重要になる。同様にコールドライトオラクルがいなくてもキープしたい。
絶望マッチアップ
俺が知りたい。
序盤の除去のために死角からの一刺しをキープ。または、終末預言者でもいい。コールドライトオラクルを引きに行くべきなのかどうするべきなのかは、正直よくわからない。引いたところで、相手の手札を充填するただのアシスト要因となるケースが多い。
現デッキでどう勝てば良いのかわからない相手。
コイン有り無し
コインがある場合はSIキープ。他は特に変える必要がない。
戦い方
基本戦術
序盤(ターン1~4くらい)
相手のミニオンを除去することを最優先に行動する。除去スペルとミニオンを使って積極的に相手のミニオンを破壊していく。ローグ全般に言えることだが、可能な限り昏倒は序盤の小さなミニオンに使わず大型に使いたい。主に死角からの一刺しと腹裂き、ナイフの雨などで序盤はしのぎ切る。終末預言者を置いて盤面を一掃するのも効果的だ。
中盤(ターン5~8くらい)
中盤になって昏倒が活躍し始める。また、この段階で相手を除去してかつ、ミニオンを展開できれば非常に強い動きとなる。例えばターン6にスナック売りを出して、腹裂きを相手の4ヘルスミニオンに打ち込めれば上出来。
この時点で軽めの除去をほぼ全て使ってしまい、除去が枯渇している場合はコールドライトオラクルを投げていい。仮に、手札に集合の合図や手札に戻す影隠れがなくても出さなくてはならない。
最大の理由は、自分自身のドローを進めて、次のターンの相手のミニオンを除去するすべが必要となるからだ。これは燃やしに行くというよりは自分のドローのために出すイメージである。このようなコールドライトオラクルの回収不可能なリスクを背負ってのポイ投げは、カラザンの登場前は禁じ手の1つであった。
なぜならば、一枚のコールドライトオラクルを中盤に出してしまうと、もう一枚目が山札の底にあった場合、ドローがまわらずそのままGGとなるからだ。しかし、今は確定コールドライトオラクルドローのキュレーターというカードが存在するので、残り一枚であっても実質2枚で、オラクルなし負けのリスクはぐっと下がっている。
もちろん、影隠れで回収できれば言うことなしだが、無理ならリスクを取って数ターン生き残ることを取ろう。
終盤(ターン9くらい~)
ここまで来ると相手のボードが並んでくることが多い。そんなときに使えるのが退散だ。